Friday, March 24, 2006

 

開会式


 24日19時半ごろ、予定より(しかし、予想通り)大幅に遅れて開会式が始まる。
 それまでにも、登録のところで外国人はこっちだとか、個人登録はこっちだとか、さんざん並び直させられて、南アジア的な手際の悪さを実感。
 しかも、結局フォーラムを通してのプログラムはまだ出来ていないという。

 それでも地震も乗り越え、開催にこぎ着けるあたりはさすがと言えよう。
 被災地域で活動するNGOの関心も高く、今回は準備が出来なかったためにワークショップを持つことは出来なかったが、兎に角参加するためにカラチまで来た、というグループもあった。

 今回は、大会を通して4万人程度の参加を見込んでいると言うが、開会式はおそらく1万人強収容のスタジアムが満席になっていたので、まずまずの出だしであると言えよう。
 講演者には社会フォーラムではおなじみのタリク・アリや、ブラジル、パキスタンの組織委員会のメンバーたちなどが並んだ。
 講演の合間にはパキスタンの伝統芸能(たぶん、歌詞などは社会フォーラムのためにアレンジされたりしているのだが、言葉がわからないため詳細は不明)が披露されていた。
 音楽が盛り上がるたびに会場も盛り上がり、どさくさに紛れて各団体のスローガンなども叫ばれる。
 基本的にはお祭り気分のイベントである。

 各参加者の発言などは(座っていた位置とスピーカーの関係が悪く十分に聞き取れなかったこともあり)、追ってレポートします。
 

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